初めての合同会社設立(13)e-Taxで源泉所得税の振込手続きを行う

合同会社設立後、毎月、一定額の役員報酬(給与)を、会社から役員に支払います(必ず、1年間は一定額でなければなりません。一定にしないと、損金に算定されず、大変な税金負担になります。)。毎月の給与支払い日の翌月10日までに、

会社が、税務署に、源泉徴収税を納付する

必要があります。これは、e-Taxで行います。やってみます。24時間ではなく、微妙に土日はほとんど手続きができません。やっている時間は以下のような感じです。

https://www.e-tax.nta.go.jp/info_center/index.htm

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初めての合同会社設立 目次

e-Taxの初期設定

e-Tax, たしか、法人設立ワンストップサービスで、IDを登録しましたが、それでも、初期設定が必要だそうです。

Chromeでやります。まずは、Chrome拡張機能を登録します。

事前準備に進みます。

事前準備セットアップをダウンロードしてインストールします。いったん、Chromeを終了します。

数分でインストールされます。以下の選択肢では、いいえ を選びました。

以下のページが開くので、「ログイン」をクリックします。

過去に法人設立ワンストップサービスで、e-Taxの申し込みをしており、PDFファイルで番号と仮の暗証番号をダウンロードしてありました。

まずは、「利用者情報の登録・確認・変更」をクリックして、行います。

指示に従って、やっていきます。

またがっつり以下の項目を入力します。

必要事項を入力後、次へ をクリックします。

入力後、次へ をクリック

秘密の質問と答えを登録後、「電子証明書を」登録しないで、次へ をクリックしても、電子証明書以外を登録することができ、次へ進むことができます。

役員報酬(給与)の所得税の源泉徴収額の納付手続きを行う

なお、今回は、

11月15日締めの11月分の役員報酬を、
11月25日に振り込む。
その源泉徴収額を、12月10日までに納付する。

ということを行います。

上記のように初期設定を行うと、https://www.e-tax.nta.go.jp/uketsuke/msgbox.htm から、e-Taxへログイン後のメインメニューで、真ん中の「申告・申請・納税」がクリックできるようになりますので、そちらをクリックします。

新規作成 の、「操作に進む」をクリック。

徴収高計算書を提出する > 給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般) をクリック。

自動的に税務署が選択されるので、そのまま、次へ をクリック。

令和3年11月分(11月25日に給与振り込みを行った分なので、11月分)とし、俸給・給料等のチェックボックスをONにします。

なお、納期などの区分の右上のはてなマークをクリックすると、以下のように表示されますので、参考にします。「はてなマーク」はとりあえずクリックして、いろいろ読んでおいた方がよさそうです。

次ページは、例えば、以下のように入力します。手取り額(銀行口座振込額)の計算方法については、こちらをご覧ください。

なお、よくある、給料を翌月振込の法人の場合(例えば15日締め or 月末締め → 翌月20日に振り込み)は、

摘要 のところを、「令和3年10月分」などのように、1カ月前の分を記載する

ことになります。これは注意が必要です。今回は、15日締め、同月25日支払いなので、以下のようになります。次へ をクリックします。

次へ をクリックします。

送信 をクリックします。

次のページをPDFで保存したのち、「受診通知の確認」をクリックします。

なんだか難しそうです。クレジットカード納付は事実上無理で、インターネットバンキングしかできなさそうです。なお、インターネットバンキングは、住信SBI銀行は不可で、

  • 楽天銀行
  • ゆうちょ銀行
  • みずほ銀行などの大手銀行

が可能なようです。ATMでの振り込みは不可能なのでしょうか、、、

→事実上、「電子納税」のインターネットバンキングを見て、PayEasyで支払いをするのがよさそうです。私はそれで行っています。