「マンガでわかる個人事業の始め方」を読んで、「合同会社」の設立を決意!
Kabocha夫です。「青色申告」があきらめきれないので、「マンガでわかる 個人事業の始め方」を買って読んでみました。
Kindleだと99円なのに、すっごく分かりやすくて感動しました。
有名レストランシェフの男性と、広告会社WEBデザイナーの女性が、独立開業コンサルタントの男性に手伝ってもらいながら、独立起業をがんばっていくマンガです。
その過程で、知識ゼロの人でも、起業についてなんとなくわかるような感じになっています。
まず、「第1章 個人事業の基礎知識」のところで、個人事業と法人(株式会社)の違いの表が記載されていますが、一番気になったのは、
(1)事業に対する責任
(2)設立費用、維持費用、廃止費用
でした。他のホームページなども参考におおざっぱに表にしてみました。
表1 起業無し、個人事業、合同会社、株式会社の比較
内容 | 起業無し | 個人事業主 | 合同会社 | 株式会社 |
---|---|---|---|---|
開業手続き | 不要 | 開業届のみ | 登記手続き | 登記手続き |
設立費用 | 不要 | 不要 | 約6万円 | 約20万円 |
出資者責任 | – | 無限に責任を負う | 出資金の範囲に限定 | 出資金の範囲に限定 |
維持費 | 不要 | 不要 | 約7万円 | 約7万円 |
事業の廃止 | 手続き不要 | 税務署への届出のみ | 所定の手続き | 所定の手続き |
廃止費用 | 不要 | 不要 | 約7万円 | 約7万円 |
会計処理 | 確定申告のみ | 簡単 | 複雑 | 複雑 |
決算報告 | 不要 | 不要 | 不要 | 必要 |
青色申告 | 不可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
※1)維持費としては、法人住民税の均等割である最低7万円を記載
※2)青色申告すると青色申告特別控除65万円控除を受けることができる
本当は、費用と手間が少ないけど青色申告ができる「個人事業主」になりたかったのです。
しかし、個人事業主の場合は「出資者責任」が「無限」であったので、万が一訴えられたり、他の人に迷惑をかけてしまったときの賠償額が怖いので、「合同会社」に決めました!
間違いなくしばらく大赤字で、最悪、途中で廃業してしまう(しかも廃業に7万円かかる!)かもしれませんが、とりあえず、合同会社の設立を目指します!
(参考)