資金ショートでいきなり倒産の危機!?
会社を立ち上げたばかりですが、すでに、資金繰りが苦しくなりました。
やはり立ち上げ前の計画って大事だったのだと実感。
そして、資本金は国債を解約してでもめいっぱい入れておくべきだったと後悔したのでした。
今日はそんな倒産の危機という状況を整理してみます。
もしも、これから会社を立ち上げる予定の方がおられましたら、気をつけていただいたらいいかな、と思います。
当初は、役員報酬月額4.5万円のつもりだった、、、
そもそも会社を立ち上げようとしたきっかけは、こちらの両学長の動画でした。
個人事業主で節税、マイクロ法人で社会保険料を抑える、という内容。
これを見て、社会保険料が高いと感じていたkabocha妻は、「よし、マイクロ法人を立ち上げよう」と言い出したのです。
役員報酬月額を4.5万円にすると、現在支払っている社会保険料から大分安くなる計算なのでした。
ちなみに、現在およそ60万円→27万円へ。
法人税の7万円を支払ってもお釣りが来るレベル。
よし、イケる!
立ち上げ前の計算はこれだけ。
だから、資本金として、手元にある現金だけを入れたのでした。
家を社宅にしようと考えた
その後、この際、法人をとことん利用して節税もしちゃおう!と欲張り、家を社宅にしようと考えます。
しかし、社宅の家賃を払うには資本金が足りません。
会社の売上げがある程度必要になるわけです。
そこで、個人振込みになっていた仕事を法人支払いに切り替えてもらう必要が出てきました。
取引先にお願いすると、可能だとのお返事が。
そのまま手続きを進めることにしたのです。
収入が確保できそうなので、マンションの管理会社に法人契約にできないかと問い合わせたのですが、2期分の決算を提出しなければ審査できないと言われて断念。
すると、法人に多額の収入が残ってしまうことになります。
これに課税されると、社会保険料が減った分も吹き飛ぶくらい税金で持っていかれてしまう!
そして、家賃を個人で支払う必要があるのに、大きな仕事を法人に変更してしまったので、個人的収入が激減する!
ということになってしまい、役員報酬を予定よりもっと上げる必要が出てきました。
売上げの入金開始が遅れそう
役員報酬をいくらにすれば今の水準の生活を保てるか、税金や社会保険料はいくらになるか、などなどシミュレーションを行い、役員報酬を最終決定。
年金機構に届出しました。
その後、仕事の法人切り替えが早くて年明けだという連絡をもらいました。
そして、初めての報酬を帳簿に記入。
ドキドキ、、、
源泉徴収や社会保険料も計算して帳簿に書いていきます。
そこで、気づいてしまったのです。
あれ、、、?
3ヶ月で資本金を使い切ってしまうじゃないか!
初めての売上げは早くて2月入金?
このままでは2月の役員報酬も支払えないかもしれません。
いや、払わないと損金計上できなくなってしまうので、意地でも払わねば。
じゃ、じゃあ、役員から資金借入れ?
しかし、決算までには返還しないと、税務署が来ちゃうって!
えっと、でも、返還できるほど売上げが残るかしら、、、
いや、ほとんど使い切る計算です。
ということは、何か追加収入がなければ倒産!?←今ここ。
慌てふためいてとりあえずブログに記録。
まとめると、
- 資本金はたっぷりと用意すべし
- 家の社宅化など、大きな金額が関連するものは、事前に確認を
- 多少税金で取られてもいいから、状況が落ち着くまでは、会社にお金を残すべし
と反省したのでした。
まあ、でもこれもkabocha社の状況だけで言えることなのかもしれません。
ですが、想定外ということにならないように、事前にすべての可能性は考えておくべきなのだと痛感したのでした。
それにしてもどうしよう?
両学長の副業の動画、全部見て何か始めないと(汗)