「ぜんぶ、すてれば」を読んで、とりあえず捨てる。
またまた素晴らしい本に出会いました!!
春だからでしょうか、なんだかお家をすっきりさせたくなって、この頃、お家の中をウロウロしては、ちょっとずつ捨てていたのですが、どうもスッキリしない、、、
何かいい指標が欲しいと思っていたところだったのです。
まさに、この本が、今のkabocha妻にぴったり。
伝説の経営者の本ということで、読む前からワクワクo(●´ω`●)o
タイトルも好き。
要は、今という瞬間に集中するために、その邪魔になるものをすべて捨てましょうという本でした。
さすが、伝説の経営者、どれもこれもいいことをおっしゃっているのです。
全部捨てるなんて、いかにも薄情な感じがするのですが、お人柄なのか、本文を読み進めていくほどに、愛に溢れた温かい感じがしてくる不思議。
捨てる、ということ以外にも、お金の使い方や人付き合い、人生についてなど、幅広く、中野氏の考え方が展開されているのですが、どれもどれも、「ははーん、なるほど、なるほど」と感心が止まりませんでした。
もう、今すぐ実行したい!
朝4時に起きて1日分の食事の準備をしながら、Siriに読み上げてもらったkindle本をイヤホンで聞いていたのですが、料理しながらも、行動したくてウズウズ。
朝食が終わったらすぐに、断捨離につぐ断捨離。
これまでのトキメキ片づけ祭や、引越しを乗り越えてきたものたちからも、いくつも断捨離候補が現れました。
私は、こんなに過去に囚われていたのだと愕然としました。
自分は随分物を捨ててきたと思っていましたが、「今」をあまり意識していなかったようです。
「トキメキ」も「断捨離」も、「今」を意識するための手法だったのに、どう意識していいか分からなかったのです。
この本を読んだら、なんとなく、「今」と向き合う方法が分かるような気がしました。
とうことで、ブランディアでいくつかブランド物を売却。
あまりの査定額の少なさに、なんだかショック。
確かにもう何年も使っていませんでしたが、こんなにくだびれていたのだと悲しくなりました。
この何年間か、この物たちをよく見ていなかった、よく向き合えていなかったのです。
ブランディアに出せないものはメルカリへ。
メルカリにも出せないものは処分。
捨てていくほどに、自分が身軽になっていくのを実感しました。
物によって、自分の「今」を拘束されてはいけません。
まだまだ、途中ですが、この本を何度も読み返し、何度も自分の生き方について問い直したくなりました。