『「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活』を読んで
衝撃的な内容でした。
読んでよかったァ、、、
身近な人に薦めまくりたいくらい。
でも、歴史的な内容なので、ちょっと息抜きの読書になるよーとかでもなく、薦めづらいのです。
しかし、子供たちが大きくなった暁には、これを読んでもらいたい。
そして、学校給食の内容がいかにして形成されたのかを理解してもらいたい。
どんな内容なのかと言いますと、戦前と戦後とで日本人の食事がどう変わったかということと、そのような変化を遂げることになった経緯について主に書いてあるのです。
その経緯というのが、特にアメリカにとって(日本にとってもそうだったのですが)都合のよい理由だったわけです。
栄養改善とか言いながら、大した根拠もなく、結局アメリカ式食事が素晴らしいよ、真似するといいよ、そうしたらアメリカから小麦や畜産のための肥料となる穀物などをいっぱい輸入してくれるでしょ、ということだったのです。
それがとても詳しく説明されているわけです。
読めば読むほどショックで、、、
小学生の頃からアメリカに都合のいいように洗脳されていたなんて、、、
まんまと乳製品・肉・パン好きになってしまったなんて、、、
こちらの本が全て正しいのかどうかは分かりませんが、自分が今当たり前のように食べているものの理由を考えてみることは大事なのだと思い知りました。