確定拠出年金の受取にも課税?

 

確定拠出年金を始めよう!

としています。

 

というのも、以前ここでもあーだこーだと

書いていたように、

「確定拠出年金の教科書」を読んで

節税になるからです。 (`・ω・´)キリッ

と思っていましたが、よくよく読んでみると、

受取時、控除はあるものの課税されるっぽい。

え、、、

いくら貯めるときに節税になっても、受取で

課税されるのなら、意味ないのでは?

 

ということで、再度シミュレーションです。

 

条件としては、前回のシミュレーション同様、

  • 年収は1500万円だとして、
  • 今、30歳だとして(サバ読み中)
  • 毎月2万円の掛け金で60歳までとすると、、、

というので計算。

 

(1)受け取るまでの節税および必要な料金

  • 節税: 3,096,000円
  • 加入時手数料: 2777円(国民年金基金連合会)
  • 口座管理手数料: 103円(国民年金基金連合会)/月+64円(信託銀行)/月+324円(SBI証券。ただし、資産50万円以上だと、手数料無料)/月

(2)運用損益がプラスマイナスゼロだと仮定すると、2万円×12か月×30年=720万円の資産となる。これを、

<1年に1回、5年で全額受け取る場合に必要な料金>

1回あたりの振込手数料432円かかるらしいので、できるだけ振込回数は減らす方向で。

また、税率は、

国税庁 所得税の税率

のページを参考にしました。

  • 収入金額が409万9999円の場合: 課税対象は409万9999円×0.75-37万5000円=269万9999円なので、税金は、269万9999円×0.1-9万7500円=17万2499円/年
  • もしも、確定拠出年金を受け取っていなければ、収入は、409万9999円-144万円=265万9999円の収入で、これがそのまま課税対象となります。すると、税金は、265万9999円×0.1-9万7500円=16万8499円/年
  • ですので、4000円/年の税金が余計です。

この場合は、

3096000円-2777円-(103+64)円×12か月×30年-324×25か月-(103+64)円×12か月×5年-4000円=298万5983円のお得ということになります。

<一時金として60歳で受け取る場合に必要な料金>

  • 退職所得控除額は、800万円+70万円×(30年-20年)=1500万円
  • あ、全額控除ということになりますね。

この場合は、

3096000円-2777円-(103+64)円×12か月×30年-324×25か月=302万7780円のお得ということになります。

 

※ただし、受取方法には、加入している確定拠出年金の年金規約によって規定されている。

 

むむ、場合分けが多すぎて、アレですが、今日はここまで。

 

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