シンプルに生きるって難しい!『シンプルに生きる 人生の本物の安らぎを味わう』を読んで

おはようございます。

やる気の出ない日々で、読書ばかりしています。

感想を書こうかなーと思いつつ、なかなかそのやる気すら出ず、ブログも放置気味、、、(ノ∀`)

ですが、今回はずっと読みたいと思っていた本を読み、思った通り大変な感銘を受けたので、重い腰を上げることとしました(`・ω・´)キリッ

 

シンプルに生きる 人生の本物の安らぎを味わう (講談社+α文庫)

です。

ミニマリストの先駆けとして有名な方のようです。

 

シンプルって響きだけで簡単というイメージがつきまとうと思うのですが、どうもシンプルという境地にたどり着く道のりはとても複雑なようです。

そういえば、物事って、放っておくと、どんどん複雑化していくようにできてますものね。

線香から上がっていく煙も、最初は1点から上がり始め、そのうち、行先が分かれ広がり、その先を予測することができないほどに複雑な道をたどり始めます。

「生きる」ということも同じなのでしょうね。

ただなんとなく生きていると、どんどん複雑になっていく、、、

kabochaベビーを見ていて思うのですが、ベビーは今という瞬間を一生懸命に生きていて、それは幸せそのもののような気がするのです。(本人の考えは聞くことができないので分かりませんが)

かくいうkabocha妻も子供時代を思い返すと、一瞬一瞬に集中して生きていて、幸せについて考えたこともないほど、幸せだったように思います。

それが、大人になるにつれ、くだらない考えに頭の中を支配されるようになり、過去に悩み、将来に悩み、現在と言う瞬間に集中できなくなってきました( ;∀;)

ミニマリズムに出会う前なんかは、雑誌やテレビなんかで紹介されていることに価値観を支配されて、手当たり次第に高価なものを買いあさる日々。(ま、お金に限度はありましたけどね。借金はしないギリギリの生活でしたよ)

これも、しっかりと自分の考えを持っていなかった結果、流されたことなのかもしれません。

この本を読んで、そうやって、どんどん複雑になった「生きる」方法を、またシンプルに戻すためのヒントにたくさん出会えました。

シンプルに生きるためには、努力が必要だったのです!!

 

いくつか抜粋を残しておきたいと思います。

大好きなものだけをとっておくと心に決めましょう。

はい( ̄ー ̄)ゞ

友人を「持ち」、関係を「持ち」、資格、肩書き、メダルを「持ち」ます。そしてその所有物の重さに押しつぶされ、常に欲望に縛られ、それが私たちをいつの間にか生彩のない人間に変えてしまっていることにさえも、気づかないでいるのです。

持ち物は、物体だけではないようです。

資格や肩書きですら!

確かに、重いですよね。持ちすぎればつぶされてしまいそう、、、

怠けることは一種の贅沢です。天からの贈り物として受け入れ、味わうべきです。

これ読んだ瞬間に、今日は仕事するのやめようかなーなんて思っちゃいましたよね(笑)

人に何も求めない人に真の幸福は訪れる

そして、

人に影響力をおよぼす唯一の方法は、その人にあなたの生き方、態度や考え方を真似してみたい、と思わせることです。

これ!

この一文に出会えたことが、大きな収穫です。

他人を変えようとしても変えられない、と諦めていましたが、そういうことではなかったのですね。

自分を魅力的に変えることで、他人にも変わりたいと思わせるなんて、素敵な考え方ですよェ(●´・_っ・)

最後に、

より深い思想と生活流儀を追い求めること、それが「シンプルに生きる」ということです。

らしいので、これから意識して、シンプルを求めていこうと思います(`・ω・´)キリッ