「なんにもない部屋のもの選び」を読んで
おはようございます。
一気に本を読んだもので、読書記録が続きます。
今回は、ゆるりまいさんの「なんにもない部屋のもの選び」です。
ゆるりまいさんの本は、これまでに2冊読んでおり、いちいち影響を受けて断捨離がはかどったわけですが、今回の本は断捨離というのとはちょっと違う観点のものです。
ものを最低限しか持っていない人が、どんなものを選んで使っているのか、という内容です。
本当に最初から最後までいかにその物が素晴らしいか、気に入っているか、という愛が語られているのです。
ほほう、そんな選択肢があったのかと思えるような、職人さんの丁寧な作品とか、豚毛の歯ブラシとか、、、
いやー、こんなに隅々までこだわりぬけるなんて、気持ちいいですね!
身の回りにあるものほぼすべてが大好きっていう状況、なかなか実現できない技です・:*:・(*ノ∀`*)・:*:・
でも、こう、、、読んでいるとですね、なんだか、息苦しくなってくるっていうか、そんなにこだわり続けることがしんどくなってくるっていうか、適当なものがあってもいいんじゃないかって思えてくるのですよ。
何かこだわっている物、例えば鍋とか、あったとして、ほかの物、例えばお玉とか、そういうのは在り合わせでいいんじゃないかと思うのです。
大体の物は無意識に使って、たまに、お気に入りを手にしたときに「あっ!(*゚ー゚*)ポッ」みたいなことがあるのがいいなァと私は個人的に感じます。
じゃないと、意識が分散してしまうような。
例えば、大好きなつや姫を職人さん手作りの、惚れ惚れするようなホーローの計量カップで1カップ、お気に入りのフランス製の鍋に入れて、富士山の天然水を鍋に加え、デザインが素晴らしいコンロにのせて、、、ご飯が炊けたら、職人さんお手製のおひつに、これまたお手製の美しいしゃもじで移し、、、
なんてするより、
つや姫を炊きました。食べました(*゚ー゚*)ポッ
の方が、単純で分かりやすくて、喜びが大きいような。私にはこれが合っているような。
そうはいっても、お気に入りのものに囲まれているわけではないので、比較できませんけど。
とりあえず、本を読み終えて、
こんなにお気に入りはなくていいかな、
というのが一番の感想でした。
参考になるというより、野次馬魂が満たされる本。
今が一番です゚.+:。(*-ω-)(-ω-*)゚.+:。ウンウン