贅沢な暮らしについて考える。「世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉」を読んで

こんにちは。

疲れのせいか、うっかりミスが増え、なんだか悲観的にもなってしまったので、無理せずゆっくり過ごしてみることにしました。

kabochaベビーと一緒にごろごろだらだら。

いや、kabochaベビーはベビーなりに頑張っているかもしれないので、失礼ですね、、、

最低限の掃除と炊事と仕事をしたら、あとは、お家の中で日向ぼっこをしながら、敷き詰めたカーペットの上に寝転がるのです(*´ω`*)

なんて贅沢!

 

 

ところで贅沢って何でしょうね。

「貧乏とは、欲が多すぎて満足できない人のことです。」

という言葉にうなり、思わず1冊本を買ってしまいましたよ。

 

 

大統領でありながら、まったく大統領らしからぬ質素な暮らしと、人々のインパクトに残るスピーチ、大胆な政策で注目を浴びたホセ・ムヒカという方についてまとめてある本です。

出だしは、リオ・デ・ジャネイロで行われた国連の会議における彼の衝撃的スピーチから。

そこで、先ほどの言葉が出てくるわけです。そして、

愛を育むこと、人間関係を築くこと、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限の物を持つこと。発展は、これらをもたらすべきなのです。

ほかにも、

「私は、持っているもので贅沢に暮らすことができます。」

とか、なるほど、うーむと思います。

 

ほとんどの収入を寄付に充てていらっしゃるそうですよ。

ご自身はわずかなお金で生活し、野菜やお花の栽培を楽しんでいらっしゃるとか。

消費社会が、大事な生きる時間を奪っていると考え、最低限の物で生活し、自由な時間を謳歌されているのです。

質素は自由のための闘いです。

物であふれることが自由なのではなく、時間であふれることこそ自由なのです。

 

本書では、大統領のこれまでの壮絶な生き方、現在の国民に寄り添った生き方についても触れられており、いろいろ考えさせられます。

自分の時間=自由を勝ち取り、それを多くの人の幸福のために使えたら、きっとそれは自分にとっての幸福でもあるのでしょうね。

私、自分のことしか考えていませんでしたよ。

ちょっと環境のこととか気にし始めてましたけど、でも、結局大した行動を伴っていませんし、、、

まずは、ごみを減らすこと、電気の使用量を減らすことと、ちょっとした寄付から始めてみようかな。

あとは、消費のために人生の大切な時間をすり減らすのは止めようと思います(`・ω・´)