「ルポ税金地獄」を読んで(1)
本屋をうろうろしていたら、こんな気になるタイトルを見つけました。
「税金地獄」!
帯に「税金を払わない富裕層 VS. 搾取されるサラリーマン」なんて書いてあるので、「Σ(`・ω´・;)なん…だと?!」となるではないですか。
もちろん、買いです。
税金を払わない富裕層
タックスヘイブン、、、聞いたことはありました。
収入は個人所得ではなく、法人所得にした方がお得、、、これも知っています。
ですが、どことなく自分には関係のない世界だと考えていました。
この本では、実際の事例をいくつか挙げながら、どういう方法を使って、一体いくらの節税になったのか、ということを教えてくれるので、富裕層の節税が現実味を帯びて頭に入ってきます。
合同会社を立ち上げて、400万円の節税だの、タワマンを使って6億円を無税で相続だの、タックスヘイブンで450万円の節税だの、、、
しかもこの節税方法、お金がある人じゃないとできないという。
ほんとに、悲しくなる、、、ハァ・・(;-ω-)=3
重税にあえぐ中・低所得者層
続いて消費税や社会保険料に苦しむ中・低所得者層の実例がたくさん挙げられます。
富裕層の億とかなんとか見た直後なので、落差が激しいです。
読んでいて、苦しい、、、
でもこれが日本の現状なのですね、、、
固定資産税というブラックボックス
そして、衝撃の固定資産税。
我が家は持ち家じゃないから関係なーし、と思っていましたが、そうでもないようで。
相続もしていない遠い親族の土地やお家の責任者に勝手に指名されて、固定資産税の請求がくる場合もあるなんて!
しかも、固定資産税、めちゃ高い。
計算間違いも多いという話。
ひどい話です(≧ヘ≦) ムゥ
日本の税制度の現実について、ほとんど分かっていませんでした。
この本で、ルポという形で、まあ、朝日新聞経済部が選んだというバイアスはありますが、いくつかの事例を知ることができたのは、非常によかったなぁと思います。
そして。
ぼんやり生きていたら、どんどんお金が目減りしていく危険が潜んでいるということが分かりました。
頑張って稼いだお金ですもの、目を光らせて、しっかり守っていこうと決意したのでした(`・ω・´)キリッ
長くなりそうなので、今日はここまで。